前回のブログではムーヴコンテの良いところを記したが今回は乗っていていまいちな所を述べていきたいと思う。
あくまでも素人目線での感想になるのでご参考程度に。
【いまいちな所】
1.後部座席は固定式、前後スライドは出来ない
ムーヴコンテの後部座席はスライドが出来ない、完全な固定式である。
本家ムーヴにはスライド機構が搭載されているのでトランクスペース、乗員の足元空間をフレキシブルに変更できる。
また、後部座席を倒したときに大きな段差が生じる。
ワゴンRなどはダイブダウン機構でフラットに近い荷室空間を確保出来るが残念ながらムーヴコンテではそれが出来ない。
リクライニング機能はあるがこれも二段階にしか動かない。
↑ワゴンRのダイブダウンシート(メーカーHPより)
2.自動ブレーキ非搭載
現在販売されている新車には付いていて当たり前のレベルになってきた自動ブレーキの類いがムーヴコンテには付いていない。
これは製造された年数が古いので仕方ないとも言えなくもないが昨今、目まぐるしい進化を遂げている自動ブレーキが非搭載なのは残念なポイントであると思う。
↑ダイハツのスマートアシスト、現在はバージョン3で歩行者も検知する
3.高速道路での風切り音が物凄い
これが一番と言っても過言ではない残念ポイント。
Aピラーが垂直に近い角度でかつ、このスクエアボディが災いしてとにかく高速道路での風切り音が物凄い!60キロを越えたあたりからフロントピラーあたりからボオーーーっと発生し、80キロを越えるとラジオのボリュームを上げたくなるくらい酷い。
また、自然吸気モデルの場合、登坂車線にさしかかると中々のパワー不足を感じてしまう。
高速道路を利用する機会が多い場合はターボモデルをオススメする。
なお、ノーマルモデルにターボの設定はなく必然的にカスタムモデルの最上級グレード「RS」一択になる。
以上が乗っていて個人的に感じるいまいちな残念ポイントだと思う。とは言え普段使いには非常にポテンシャルの高い車だと思うので見た目が気に入ればオススメの車であると思う。
実際このスクエアボディの見た目も新鮮で長く乗っていても飽きる事はないと感じる。
我が家では後部座席にチャイルドシートとジュニアシートを設置しているが高い車高のおかげで圧迫感は感じることなく後ろの子どもの世話もしやすい。
また、ドアが前後ともにほぼ90度にガバッと開くので乗り降りも非常にしやすくチャイルドシートに子どもを座らせる時も腰をあまり曲げずに乗せることが出来るので楽である。
新車の軽自動車のスライドドアモデルを購入しようとすると下手すると200万を越えてくる、コンパクトカーも視野に入ってくる価格帯である。
この車なら中古車サイトでも覗けば走行距離も少なめで程度の良いものがあったりするので軽自動車の購入を考えているなら検討する価値は十分にあると思う。
↑中古車サイトを覗けば走行距離少なめで程度のいいものが結構あったりする、ただし色
やオプションなどは当然だが変更できないので自分の条件にあった物をじっくり探す必要がある