Appleが3月25日(現地時間)に新サービスを発表した。今回発表された新サービスについては以下の通りである。
●Apple News+
●Apple Arcade
●Apple Card
●Apple TV channel
●Apple TV+
新しいハードウェアの発表はなく、サービスのみの発表になった。
今回の発表でサブスプリクションいう言葉をよく目にしたのだが、このサブスプリクションとはどういう意味なのか調べてみた。
サブスプリクションとは
サブスクリプションサービスとは、提供する商品やサービスの数ではなく、
利用期間に対して対価を支払う方式のことである。
多くの場合「定額制」と同じ意味で用いられている
IT用語辞典バイナリ
ネットフリックスやhuluなどの動画配信サービス、Kindle UnlimitedなどのAmazonが提供するサービスなど、サブスプリクションサービスは当たり前になりつつ印象がある。
スマートフォンの性能も頭打ちになってきた昨今、この様な新たなサービスの展開をしてきたのは当然の流れなのかもしれない。
それぞれのサービスはどの様な物なのか?
●Apple News+
月10ドル(約1099円)を支払えば様々な出版社の新聞、雑誌などが一つのアプリで読み放題になるサービス。日本でのサービス開始はまだ未定
既存のサービスで言えばKindle Unlimitedがライバルとなりそうなものだが果たしてどの様な差別化をしてくるか。
●Apple Arcade
こちらはゲームの定額サービス。公式HPを覗いてみたがクオリティの高いゲームが多くこれがゲーム内での課金もなしで楽しめるとなると今までゲームに触れてこなかったユーザーも興味が湧きそうなサービスである。こちらは秋頃にリリースされる予定のようだ。
こちらのサービスに関してはGoogleも 「Stadia」というゲームストリーミングサービスを開始予定のようだが記事を読んだが凄かった。
https://www.google.com/amp/s/www.gizmodo.jp/amp/2019/03/google-stadia-unveil-summary.html ▲Stadiaに関しては記事
今までのゲームの概念を覆すものとなりそうだ。Apple、Googleがこの分野に本格的に参入するとなると既存のゲーム会社の脅威になりかねないと予想できる。
●Apple Card
こちらはiPhoneですぐに発行できるクレジットカード。プラスチックカードの到着を待たずにその場ですぐさま発行されるのでApple payの更なる拡大の起爆剤になりそうなカードである。
また、Apple payが利用できない店舗向けにチタン製のリアルカードも発行可能のようだ。
このカードには既存のクレジットカードに表示されているカード番号や有効期限、セキュリティーコードがなく全てiPhone上で確認する仕組みになっている。 どこで何を買ったか、いくら使ったかなどもリアルタイムで確認できるようなのでセキュリティーの向上にも期待出来そうだ。
●AppleTV+
映画やオリジナルのTV番組、ドキュメンタリーが定額で楽しめる動画配信サービス。コンテンツはダウンロードすることによりオフラインでも再生可能。
サービス開始は今秋予定のようだ
まとめ
今回の発表でiPhoneの新型モデルや噂されていた新型iPodが出なかったのは少し残念であったが、これからAppleが力を入れていくのはサブスプリクションなどをはじめとした新しいユーザー体験を届けることなのかもしれない。
この市場はこれからどんどん成長していくと思うので楽しみである