燃費のいい軽自動車は数多く存在するが「ミライース」はその中でも特に優れているモデルではなかろうか。
第三のエコカーとして2011年に初代がデビュー、ハイブリッドや電気自動車ではない従来のガソリン自動車だが軽量化やエンジンの燃焼効率の向上などによって初代モデルにおいてもJC08モード燃費で2WD車で30km/Lといった脅威的な燃費を叩き出している
そんなミライースだが2017年にフルモデルチェンジされてダイハツの燃費スペシャルモデルとラインナップされている
今回はそんな二代目ミライースについて調べてみた
燃費のいいクルマを探している人の参考になれば幸いである
●エクステリア(外観)
初代モデルが丸っこいスタイルをしていたのに対して二代目はかくばったメカメカしい外観をしているように思える
サイドから見ると流線型でいかにも空気抵抗の少なそうな形というのが一目でわかる
スポーティーな雰囲気が漂い車重の軽さも相まって軽快な走りが期待できそうな形である
昨今のスペースを極限まで拡大したスーパーハイト軽と比べると同じ規格で作られたクルマとは到底思えない
リアはバックドア両サイドにカーボン調のガーニッシュを施しスタイリッシュな印象が強まっている
インテリア(内装)
昨今の豪華装備満載の軽ハイトワゴンなどと比べると質素な内装ではあるが収納スペースもしっかり設けられており普段使いで困ることはないだろう
車高が低いので車内も狭いのではないかというイメージがあるが写真をみた限りでは後部座席も広く圧迫感を感じることはないだろう
●燃費
「Dモノコック」と呼ばれる軽量高剛性ボディにより乗り心地や静粛性を向上させながら低燃費可を実現している
その他にも「イーステクノロジー」と題されるダイハツのエコ技術がふんだんに採用されており燃費は2WDでJC08モード燃費において脅威の35.2km/Lを達成している
軽自動車は税金や消耗品に関しても普通車に比べると安く抑えることができるので燃費もいいミライースはシティユースとしても扱いやすいクルマである
●安全性能
現在販売されているミライースには
ダイハツの「衝突回避支援システム:スマートアシストⅢ」が搭載されている。
対車両・歩行者に対して衝突の危険があると警告、緊急ブレーキが作動する。
先行車発進お知らせ機能や誤発進抑制制御機能などの安全機能もついているので高齢の方や運転に不馴れな方も安心して運転できる
●価格・グレード構成
燃費についで価格の安さもミライースの魅力である
グレード構成としては価格の低い順から
・B→L→X→Gグレードの4グレード展開となる
X、GグレードにはスマートアシストⅢが標準装備されているがB、Lグレードにはレスオプション設定もある。
またB、Lグレードにおいてはリアヘッドレストがオプション設定のみになっているので後部座席に人を乗せることが多い場合は「X "SAⅢ"」以上のグレードを検討した方がいいだろう
▲画像のようなカラーが豊富に用意されているのも「X’SAⅢ」グレードの大きな魅力である
価格(2WDモデル)
B:842,400円~
L:874,800円~
X”SAⅢ”:1,080,000円~
G”SAⅢ”:1,209,600円~
●まとめ
低価格・低燃費で扱いやすいミライースは軽自動車の本質を追及したクルマではなかろうか
低価格だからといって安全装備にもぬかりないミライースは高価格化が進む軽自動車市場においてもコスパに優れたモデルとしてこれからも多くのユーザーに支持されるクルマであると思う
そんなミライースの中でもやはりグレード構成をみてみると快適装備の種類やスマートアシストⅢが標準装備されている「X”SAⅢ”」がオススメのモデルであると個人的には感じる