新型ハスラーがついに発表された。 東京モーターショーにおいてコンセプトモデルが発表されていたがほぼそのままの形で市販モデルがリリースされた
発売は2020年1月20日のようだが初代モデル同様に売れるだろう
そんな新型ハスラーの最新の公式情報を確認してみた
先代モデルのデザインから基本的にキープコンセプトに見えるが、リアクォータウィンドウが追加されていたりボディに丸みのあった先代と違い角張ったフロント、リアになったりSUVのタフなイメージが強調されたように感じる
ボディの外寸は調べてみると以下の通りになっている
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,680mm(先代比+15mm)
サイドから見てもリアの造形がよりスクエアになり新型ジムニーを彷彿とさせる四角いクルマというイメージが強くなった
先代モデルはポップで可愛らしいイメージがあったが新型モデルは無骨感が増して道具としてガンガン使っていけそうなイメージに変わった
インテリアも遊びこころ満載で乗るたびにワクワクしそうな雰囲気に仕上がっている
室内寸法に関しても先代モデルよりも拡大しており快適性が向上した
【室内寸法】
●新型
室内長:2215mm
室内幅:1330mm
室内高:1270mm
●現行 室内長:2160mm
室内幅:1295mm
室内高:1250mm
先代モデルも遊べる車というコンセプトを掲げていただけあり、水や泥汚れに強いトランクになっていたり助手席前の収納スペースがテーブルになるなど便利に使える機能が豊富に用意されていたが、新型モデルでもそのコンセプトが更にブラッシュアップされ継承されている。
先代モデルは前席にベンチシートが採用されていたが新型モデルではセパレートシート仕様になりシート間に収納スペースが出来た。
後部座席の人もくつろげる様にテーブルが付いたりレジャー用途だけでなく家族で使う場面でも扱いやすいクルマになった
【積載性】 トランクルームは普段のちょっとした買い物程度なら問題なく使えるが決して大きな積載量のあるクルマとはいえない。
しかしそこは軽自動車の限られたスペースで最大限の工夫をこらしてうまく収納スペースを生み出している
特に今回の新型モデルで採用されている取り外し可能なラゲッジアンダーボックスはハスラーにしかない魅力的な機能である。
ラゲッジルームは後部座席をダイブダウンすれば荷室容量を拡大できるし後部座席も左右独立でスライド出来るので人や荷物の量に応じて空間を自由にアレンジすることが出来る
【安全性能】
安全性能の向上は現在最もユーザーが重要視しているポイントといっても過言ではない
もちろん今回のハスラーも安全性能が飛躍的に向上しているのでみてみよう
●ACC(アダプティブクルーズコントロール)
※HYBRID Xターボ、HYBRID Gターボ)
先行車をフロントガラスに付いているステレオカメラで検知して適切に車間距離を保ちながら加速·減速さらに停止までサポートしてくれる
追従機能が全車速追従機能付なので、渋滞時のアクセルとブレーキの頻繁な操作から開放される
停止状態からのブレーキ保持は2秒間なのでそれ以上停止する場合はブレーキペダルを踏む必要がある
●車線逸脱抑制機能
機能をONの状態で走行中、カメラが左右の区画線を検知。車線逸脱の可能性が高いとシステムが判断した場合に、ドライバーに車線逸脱防止方向へのステアリング操作を促し、車両を車線の内側に戻すように支援をします。
その他の予防安全機能のしては ・車線逸脱警報機能 ・ふらつき警報機能 ・先行車発進お知らせ機能 ・標識認識機能 ・ハイビームアシスト
【プラットフォーム】
今回のハスラーから新しいプラットフォーム『ハーテクト』が搭載された
構造や部品の配置を全面刷新することで、アンダーボディーを理想的な骨格構造とし、基本性能の向上と軽量化を両立。屈曲した骨格を最短距離で滑らかにつなぐことで、合理的かつシンプルな形状としました。またサスペンション部品も骨格の一部として利用。さらに、骨格同士が結合する強い部分を部品の固定に利用することで補強部品を削減しました。これらにより、ボディー剛性を向上させながら軽量化を実現。部品の配置を最適化したことにより、広い室内空間や荷室スペースも確保しています。
車重は810kgからと軽ハイトワゴンの中でも軽い部類になるので軽快な走りと燃費が期待できる
【燃費】
先代モデルも燃費の優れたモデルとして好評を得ていたが新型モデルも更に燃費性能が向上して経済性に優れたクルマとなっている
▲実燃費19〜21km/Lと先代モデルも燃費のいいクルマだった
★マイルドハイブリッド
モーター機能付発電機(ISG)により減速時のエネルギーを利用して発電、充電を行う。加速時にはモーターでエンジンをアシストし燃費向上に貢献するハイブリッドシステムを搭載している。
WLTCモードで25.0km/Lと軽ハイトワゴンの中でも優れた燃費性能になっている
[まとめ]
待望の新型ハスラーが遂にデビューしたが全てに面において機能面や質感がアップし遊べるクルマとしての魅力が高まった
特に安全性能が先代モデルから飛躍的に向上しており長距離クルーズをより快適に行えるACCを初め車線逸脱抑制機能や衝突被害軽減ブレーキ機能、全方位モニターなど普段使いにおいても快適、安心に使える機能が大幅に強化された。
2020年1月20日から発売が開始され、すでに先行予約もスタートしている。
先代モデルからの乗り換えユーザーだけでなくジムニーユーザーの関心も引きつけそうなデザインになっているのでまた街中で多くのハスラーを目にする機会が増えそうである。