NBOXに乗り替えてほぼ半年が経過した
軽自動車のみならず、国内で販売されているコンパクトカー含め全ての車の中で最も売れている車だけありその完成度の高さには大変満足している
軽自動車というカテゴリーに属していながらそれを感じさないほどの広大な車内空間や一部のコンパクトカーも超えるほどの質感の高いインテリアなど数え切れない魅力的なポイントが数多くあるクルマである
そんな満足度の高いNBOXだがしばらく所有していると、やはり少しここは気になるというところが少しではあるが出てくるものである
今回はそんなNBOXの気になる所をまとめてみた
気になる所① 『USBソケットの位置』
NBOXの助手席前の大型トレーにはスマートフォンなどの充電が出来るソケットが付いている
スマートフォンやタブレットをナビとして使うユーザーも多いだろうが充電しながら使うことが可能なので電池の減りを気にせずに済むので大変便利な装備である
ただしこのソケットの差込口が結構奥まった箇所に設置されているので挿したり抜いたりと頻繁にするのは不向きである
特に夜間の暗い車内で手探りでソケットに差し込むのは難儀するだろう
気になる所②『スライドドア開閉ボタン』
NBOXにはグレード別にはあるが後部座席のスライドドアが電動タイプになっているものがある
自分の所有しているカスタムグレードも助手席側が電動スライドドア仕様になっておりドアノブに軽く触れるだけでスライドドアが開閉できるので便利である
もちろん車内側からもスライドドアの開閉をスイッチ一つで行うことが出来る
運転席の右下にスライドドアの開閉スイッチがあるのだがこの開閉スイッチの位置が少し気になるところにある
▲
画像をご覧頂くと確認出来るのだが、ちょうどエンジンプッシュスタートボタンの真上あたりにスライドドアの開閉スイッチがある
この位置にあることによってエンジンをスタート、あるいは切ろうとしたときに誤って開閉スイッチに触れてしまい意図せずスライドドアを開閉させてしまうことがある
家の駐車場の幅が狭くいつも運転席から降りるために助手席側を壁ぎりぎりに寄せて駐車しているのだが、誤ってスイッチに触れてしまい助手席側のスライドドアを開閉させてしまうことが何度かあった
幸い、壁に接触してしまうような事は今のところ起こってないのだがスイッチを誤って押してしまった際はいつもヒヤヒヤしてしまう
このスイッチもぐっと押し込むのではなく比較的軽いタッチで開閉出来るようになっているので自分が注意すればいい話なのだが少しだけ気になる所である
気になるところ③『トランクの傾斜』
NBOXに限らず軽自動車というのは限られたスペースを有効的に活用できるのように様々なシートアレンジが可能になっている車種が多く存在している
特にファミリーカーとして使われることも多い『NBOX』や『タント』などのいわゆる全高が1700ミリを超えるスーパーハイト系は助手席が大きくスライドするタイプがあったり後部座席がワンタッチで倒れてママチャリを積むことができるなど実に多彩かつ万能に利用することのできるクルマが多数ある
NBOXも後部座席後方のレバーを倒すと シートがダイブダウンして広大な荷室スペースを確保することが出来る
スーパーハイト軽自動車特有の高い全高もあいまって背の高い荷物も余裕で積むことが出来るので大変便利である
しかしそんなNBOXの荷室にも少しだけ気になる点がある
▲画像のように後部座席を倒すととても広大な荷室スペースが出現するのだが、少しではあるが傾斜が出来てしまう
完全なフルフラットになるわけではないので荷物を積み込む際にこの段差がネックになる可能性も否定できない
気になるところ④タンク容量
最後に気になるところはNBOXの燃料タンクの容量である。
NBOXのタンク容量はFFモデルで27リットルとなっている
ちなみに旧型NBOXのタンク容量がFFモデルで35リットルだったので8リットル新型ではタンク容量が削られている
燃費は新型になり向上しているようだが、やはりこのタンク容量だと給油回数が増えるのも事実である
スーパースライドシートの採用などにより燃料タンクを薄型•小型化するのは仕方のないことだったのかもしれないが、個人的な感想としてはもう少しタンク容量がほしかったところである
まとめ
今回はNBOXに乗っていて数カ月経過したので少し気になるところをまとめてみたがどれも重箱の隅をつつくようなものばかりで、質感の高いインテリアや広大な車内空間、NAモデルでもまちなかでは過不足ない走りをしてくれるなど満足度のほうが圧倒的に高いクルマになっている
次期型モデルでは、上記のような細かいネガな部分が払拭されて更に完璧な軽自動車になるだろう
NBOXを所有してみておもうのは軽自動車という感じがしなく本当に小さな高級車のような感覚で乗れるクルマである