ダイハツのタフトが売れている
先行予約期間を含めた3ヶ月で累計受注台数が約18,000台となっているようだ
軽自動車の中でも使いやすいジャンルである全高1,600ミリ前後の軽ハイトワゴンに人気の高まっているSUV要素を掛け合わせたルックスはアウトドア好きのユーザーはもちろんのこと、『人と同じものはイヤだ』というユーザーにも刺さるクルマとなっているのではないか
軽自動車のジャンルで売れているのは言わずもがな全高が1,800ミリと背の高い所謂スーパーハイトワゴンである
しかし売れているジャンルだけあり、日常で自分の所有しているクルマを目にする機会も多くなる
▲最も売れているスーパーハイト軽は街中でもすれ違う機会が多い
そんな中にあってこちらのタフトは発売されてまだ浅いということもあるだろうが他人とかぶる可能性も低く、かつ小さなハマーのように見えるエクステリアはどこか力強さを感じさせる
外観に惚れて購入するユーザーの割合が他車に比べて多そうである
そんなダイハツの新気鋭『タフト』だが、カタログを見てもわかるがどうやら 後部座席のスライド機構やリクライニング機構ができないクルマとなっている
コンセプトになっているのはバックパックスタイル
前席をクルースペース、後席をフレキシブルスペースという名目で分けているのだがリクライニングができないのはともかく、スライドもできない固定式となっている
フレキシブルという名称なら柔軟に後席がスライドして荷室スペースを拡大できたりするほうが便利だろうと個人的には思うのだが...
(もしかしたらマイナーチェンジで後部座席のスライド機構が搭載されるかも)
実際にタフトを車中泊に利用しようと考えている場合、シートアレンジが重要になってくる
軽自動車での車中泊というのは大人なら2名が限界だと思うがタフトのシートアレンジで2名が就寝できそうなシートアレンジはスライドする前席を調整して後部座席と繋げるベッドモードだろうとおもわれる
しかしこれでは長身の人は足を伸ばして眠ることが厳しい また座面の凹凸も気になる所である
タフトで車中泊を考えている場合、この課題をいかにクリアするかが重要になってくるだろう
まとめ
今回はダイハツの新型クロスオーバーSUVの『タフト』で車中泊が行えるのかを検証してみたがシートアレンジの制約などから中々厳しいのではないかというのが個人的な感想である
もし車中泊を想定しているならこちらも新しく二代目にフルモデルチェンジしたスズキのハスラーが候補になるだろう
ハスラーはワゴンRをベースにした車だけあり後部座席の左右独立スライド機構やリクライニング機構が標準で備えられており、乗員の人数や荷物の量に応じて 自由に空間をアレンジすることができる
https://www.suzuki.co.jp/car/sp/hustler/styling/ ▲車中泊も考えているならハスラーのほうがオススメかも