ホンダの人気スーパーハイト軽自動車NBOXのマイナーチェンジモデルがとうとう2020年12月25日に発売された
NBOXは2017年に二代目にフルモデルチェンジされ年数こそ経つが、それでも毎月コンスタントに一万台以上の販売台数をたたき出している驚異的な軽自動車となっている
ホンダのNBOX公式サイトもリニューアルされマイナーチェンジモデルの詳しいスペックを確認することができるようになった。
そこで今回は期待のNBOXのマイナーチェンジモデルとマイチェン前を比較してみて、変更点などをまとめてみた
ノーマルグレードに関してはヘッドライトとグリル形状が変更され、より親しみやすい顔つきへと変更された。
内装はマイチェン前はベージュ基調のシートを採用していたが今回から設定されたコーディネイトスタイルを選択するとダークブラウンの落ち着いた風合いの内装色に変更することができる
軽自動車の廉価グレードはベージュ色のシート地が採用されることが多い
車内空間を視覚的に広く感じさせるメリットがある一方、ベージュは汚れが目立ちやすいというデメリットもあるので今回のマイナーチェンジで内装色を選べるようになったのはユーザー側としてはうれしいポイントである
カスタムモデルに関してはクロームメッキが目を引くフロントグリム周りにナンバープレートの配置もマイチェン前の位置からセンターに配置されワイド感が協調されるデザインへとなった
マイチェン前は他社のカスタムグレードに比べると少しおとなしいデザインにも感じられたが今回のマイナーチェンジにより、大胆な押し出し感のある迫力フェイスへと変更された
ミニバンやコンパクトカーからのダインサイジングを考えているユーザーにはこちらのほうが好みの場合もあるだろう
▲上がマイチェン前、下がマイチェン後のNBOX
安全装備に関しては全グレードにホンダセンシングが標準装備となっている
夜間の歩行者や横断中の自転車も検知することができるので街乗りメインで使われる機会も多い軽自動車の中でも 安全性能は十分満足できるものとなっている
惜しむらくは期待されていた電動パーキングブレーキが今回のマイナーチェンジでは採用されなかったことだろう
ホンダの新型N-WGNやN-ONEには採用されているので今回のマイナーチェンジでNBOXにも採用のうわさもあったがしばらくはお預けとなりそうだ
www.hiyoko18-blog.com ↑現状電動パーキングブレーキが採用されている軽自動車を紹介しているので車選びのご参考に
◆まとめ
軽自動車離れした質感やホンダセンシングによる安全性能の高さで長らく軽自動車トップの座に君臨しているNBOX
だが競合のスズキのスペーシア、日産ルークス、ダイハツタントもフルモデルチェンジやマイナーチェンジにより商品力を大きく向上させているため年末年始にかけて益々軽自動車市場も盛り上がりをみせるだろう
現行カスタムモデルのデザインがおとなしめのデザインで買い控えを考えていたユーザーも今回のフルモデルチェンジで迫力が増し購入を検討するユーザーも一定数いるだろう
これからの販売台数の推移にも注目である