10月26日にXperiaの新型モデル『Xperia PRO-I』が発表された

ソニーの公式YouTube上でも予告映像が公開されており、ブログやTwitterでも様々なリーク情報がとびかっておりとても気になっていた
カメラ機能が大幅に強化され、背面レンズには1インチの大型イメージセンサーが搭載された
暗所撮影やピントを合わせるスピードも速くなり、本格的なカメラとして十分使えそうなものになっている
1インチの大型イメージセンサー搭載といえば、2021年6月の発売されたSHARPの「アクオスR6」、7月に発売されたドイツに老舗カメラメーカー『ライカ』が前面的に監修した「Leitz Phone1(ライツフォン ワン)」が記憶に新しい
スマートフォンにも大型のセンサーを搭載していくのがこれからのトレンドになるのかもしれない
そんな「Xperia PRO-I 」だが、個人的にはSIMフリーモデルの「Xperia 1 III」にも注目している
現在使用しているメイン機がアハモで購入した「Xperia1Ⅱ」でそのカメラ性能の高さやレスポンス、オーディオ性能もとても満足できるものになっており、その後継モデルとして順当な進化を遂げている本機がとても気になっている

そこで今回は現在使用しているアハモ版 「Xperia1Ⅱ 」とSIMフリーモデルの「 Xperia 1 III 」を比較してみた
スペック
Xperia 1 II( SO-51A) | Xperia 1 III(XQ-BC42) | |
---|---|---|
外寸 | 幅:72㎜ 高さ:166㎜ 厚み:9.1㎜ 重量:181g | 幅:71mm 高さ:165mm 厚み:8.2mm |
画面サイズ | 6.5インチ | 6.5インチ |
画面解像度 | 3840×1644(4k有機EL) | 3840×1644(4k有機EL) |
CPU | Snapdragon865 | Snapdragon888 |
RAM | 8GB | 12GB |
ROM(内蔵ストレージ) | 128GB | 512GB |
バッテリー容量 | 4000mAh | 4500mAh |
アウトカメラ | 16㎜(超広角):約1220万画素 24㎜(広角):約1220万画素 70㎜(望遠):約1220万画素 | 16㎜(超広角)約1220万画素 24㎜(広角):約1220万画素 70㎜/105㎜(望遠)約1220万画素 |
フロントカメラ | 約800万画素 | 約800万画素 |
おさいふケータイ | 〇 | 〇 |
ワイヤレス充電 | 対応 | 対応(おすそわけ充電対応) |
急速充電 | USB-PD3.0 | USB-PD3.0 |
防水防塵 | IP68 | IP68 |
SIMカード | シングルSIM | デュアルSIM対応 |
■RAM・ストレージ容量がアップ

SIMフリーモデルはストレージ容量がキャリアモデルよりも多くなっている
「Xperia 1 III」のキャリアモデルのストレージ容量が256GBなのに対してSIMフリーモデルは512GBと大容量の内蔵ストレージを搭載している
動画撮影をしたりアプリたくさんダウンロードしてもこの容量ならそうそう容量不足に悩まされることはないだろう
ちなみに多くの処理を同時に行う際に影響するRAM容量は12GBとなっており、こちらもハイエンド機種としても十分な容量がある
しかし現在所有している「Xperia1Ⅱ」の8GBでもゲームやSNS、WEBブラウジングでもたつきを感じることもなく快適に使うことができるので8GBもあれば十分だろう
ちなみ両機種ともmicroカードでストレージ容量を拡張することができる(最大1TB)
■可変式ペリスコープレンズ採用でより幅広い写真の撮影が可能
XPERIAといえば本格的なカメラ機能が魅力だ
他社のスマートフォンに比べてソフトウェアでの加工が控えめで、実際に目で見た色に近い色彩で表現してくれる
「Xperia1Ⅲ」では新たに望遠レンズに可変式のペリスコープレンズが採用され最大で105㎜の望遠撮影が可能になった
その他の「Xperia1Ⅱ」との違いとして純正のカメラアプリがXperia独自にアプリ「PhotographyPro」に統合され使いやすくなった
「Xperia1Ⅱ」では純正のカメラアプリと「PhotographyPro」が別のアプリだったが「Xperia1Ⅲ」から「PhotographyPro」の中に「BASICモード」として追加されている

▲「XPERIA1Ⅱ」ではカメラアプリとPhotographyProが完全に別物になっているので切り替えて使う必要がある
■リフレッシュレート120Hz対応で滑らかさ
「iPhone13PRO」が最大120Hzの高リフレッシュレートに対応したことで話題になっているが「Xperia1Ⅲ」も4K120Hzの高リフレッシュレートに対応している
「Xperia1Ⅱ」が60Hzとなっているので比べてみると違いは一目瞭然
特に「Call of Duty」などのFPSゲームをプレイする時には高リフレッシュレートでより滑らかに遊ぶことが出来る
その他にもツイッターやネット記事の閲覧の際にも滑らかな画面で快適にブラウジングが行える
リフレッシュレートとは?
リフレッシュレートとは、単位時間あたりどれだけリフレッシュするかという値である。通常ヘルツ を単位として、1秒間にリフレッシュする回数を表す。 ディスプレイなどの走査や書換えなどの頻度、DRAMなどのダイナミックメモリの記憶保持動作の頻度などを指してよく使われる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
■デュアルSIM対応
「XPERIA1Ⅲ」はデュアルSIMに対応しているので2枚のSIMカードを同時に挿して運用することが可能
音声通話メインの機種とデータ通信専用サブ機を別々で運用しているようなユーザーにとってはデュアルSIM対応端末は一台でSIMを切り替えて運用できるのでメリットが大きいだろう
「XPERIA1Ⅱ」に関してもソニーストアで販売されているSIMフリーモデルはデュアルSIMに対応しているのでデュアルSIMでの運用を考えているならSIMフリーモデル一択となる
まとめ
「XPERIA1Ⅲ」の待望のSIMフリーモデルの気になる価格はSONYストアで159,500円(税込)となっている
キャリアモデルと比較するとストレージ容量が拡大していたりデュアルSIMに対応しているなどSIMフリーモデルならではのメリットを考えるとこの価格はお買い得に思える
「Xperia PRO-I 」に注目が集まりがちだが個人的には「XPERIA1Ⅲ」のスタイリッシュなフォルムの方が好みなのでSIMフリーモデルの発売はまた物欲が刺激される一因となりそうだ

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