数年Android機を愛用していたのだがiPhone11の価格がお手頃になったこともあり、久しぶりにiPhoneを購入した。
最後に使ったのがiPhone5Sなので実に9年ぶりのiPhoneである。
そもそもAndroid端末を使い続けていた理由としては…
●防水防塵性能が欲しかった(最後に使ったiPhoneがiPhone5Sで防水には対応していなかった)
●写真や動画をたくさん撮るのでSDカードで容量を拡張できるAndroidに魅力を感じた
●おサイフケータイ機能が欲しい
防水防塵性能、おサイフケータイ機能に関してはiPhone7シリーズから使えるようになったが(iPhoneの場合はApplepayなのでおさいふケータイとはまた使い勝手が違うが)
当時購入したXperiaシリーズのZ3コンパクトが個人的には名機でそこからAndroid端末を継続して愛用するようになっていった


でもやっぱり一台はiOS端末をもっておきたい
最新モデルのiPhone13は高いしそんなにハイスペックな
モデルは今の自分には必要ないなあ…
もやもやした気持ちを抱えつつ、YouTubeやブログなどでiPhoneに関する情報収集をしているうちに今なら値段も手ごろになったiPhone11が自分のニーズに合致しているのではないかという結論に至った
今現在の最新iPhoneは13シリーズだが高すぎる
無印のiPhone13なら94,800円~となっておりサブ機として購入するにはちょっと高い
寝ながらネットを見たりゲームしたりに使うだけだからそんなにハイスペックなものは必要ない
iPhoneはOSのサポート期間も長いのでしばらくは使えるだろう(調べてみると発売後約5年間はサポートしてくれるらしい、確定情報ではないが少なくともAndroid端末よりも確実に長期的なOSアップデートが保証されている)
Apple公式サイトで確認したらiPhone11なら128GBモデルで税込みで67,800円(ちなみに13は98,800円)
仮にもし使わなくなってもiPhoneならある程度のリセールは期待できる…かもしれない
もちろん年数が経過すればするほどリセール価格は下がるのが当たりまえだがiPhoneは需要もあるので大事に使っていたらある程度はリセールバリューは期待できる

iPhone5SからXperiaに機種変更した際にもiPhone5Sを下取りの出したのだが価格こそ覚えてないが「え?そんなに高く買い取ってくれるの⁉」という記憶だけが残っているのでやはり売却価格込みで考えるとiPhoneはコスパがいいのかもしれない
というわけで公式サイトでiPhone11(128GBモデル)を購入した
開封
iPhone11の箱は薄く、とてもコンパクトだ
ACアダプターやイヤホンなどの同梱物もなくなったので充電器を持っていない場合はあらかじめ用意しておく必要がある

ミドルレンジクラスの中華スマートフォンの多くは充電器はもちろん、ケースやガラスフィルムまで最初から張り付けてあったりとまさに全部盛だ
さすがにケースをつけろとまでは言わないが「USB-C – Lightningケーブル」だけしか付属していないは少し厳しいかな
同梱物はiPhone11本体、USB-C – Lightningケーブル、取り扱い説明書のみとなっている
▲充電用アダプターはAmazonで購入。
背面は光沢ガラスで出来ており質感はとても高い
キラキラとしたガラスなので指紋は目立つがケースに入れて使う場合は気にならないだろう
自分はAmazonでマット調のケースを購入した
安価なものだがサラサラして質感もよく満足は高い
ファーストインプレッション

画面サイズは6.1インチ、横幅は75.7ミリとなっている

片手で持つとこんな感じ、自分は手が小さいほうなので端末のホールドはなんとかできるが片手操作は難しい
電源ボタンと音量調整ボタンが左右に分かれているのはiPhoneならでは。
Android端末の多くはどちらか側面に物理キーが集中している場合が多い(OPPOの端末はiPhoneと同じレイアウト)
間違えて握った際にスクリーンショットを撮影してしまうこともある
『マナーボタン』はAndroid機種にはないiphoneならではのボタンだ
ここがいい・ここが気になる
良い①6.1インチの大画面でコンテンツの視聴がはかどる

やはり6.1インチの大画面は電子書籍を読んだりYouTubeなどで動画を閲覧するにも大画面で快適である
Proモデルは「Super Retina XDRディスプレイ」と呼ばれる有機ELディスプレイが採用されているが液晶ディスプレイのiPhone11でも十分キレイなので並べて比較してみない限り気にならない
画面最大輝度は625二トで晴天の屋外でも視認性は良好だ
▲電子書籍で漫画を閲覧するさいも画面がおおきくて快適だ
良い②「A13 Bionic」チップ搭載でサクサク快適
iPhone11のSoC「A13 Bionic」は2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した6コアCPUとなっており処理性能が求められるゲームでもひっかりなく快適にプレイできる

▲ある程度のスペックが必要な『原神』もiphone11なら問題なくプレイ可能
良い③バッテリー性能も良好

iPhone11のバッテリー容量は約3,110mAhとなっており最近のハイエンドAndroid端末と比較するとバッテリー容量自体は少し見劣りしてしまうが使っていてバッテリー持ちに関して不満がでることはない
良い④手軽に高品質な写真が撮れるカメラ
iPhoneのカメラといえば複雑な設定不要でシャッターボタンを押すだけで誰でも簡単にキレイな写真が撮れる
iPhone11では広角側レンズのみにはなるがナイトモードにも対応したので暗い場所でも明るく鮮明に撮影できるようになった
動画撮影も光学式手振れ補正に対応(広角側のみ)しているので写真、動画どちらにおいても失敗の少ない高クオリティのものが気軽に撮れる
いかに作例を何点か掲載する
<作例>

超広角カメラ側はナイトモードには非対応なので注意。超広角レンズでもナイトモードを使いたいというユーザーはiPhone12・13シリーズから選ぶ必要がある
気になる①顔認証「FaceID」のみでは外では使いにくい
これに関してもデメリットとしてよく挙げられるがやはりこのご時世マスクをする機会が多いので顔認証のみでのロック解除は外ではめんどくさい
Androidスマートフォンにも顔認証を搭載している機種が多くあるが、顔認証+指紋認証や認証方式が複数あるパターンが大半なので顔認証のみのiphoneは屋外では使いにくい
iPhoneSE2の人気が依然として高いのもコンパクトさだけでなく指紋認証『TouchID』を搭載していることが大きいのだろう
最新モデルiPhone13シリーズも引き続き「 FaceID」の搭載が継続されたが次期モデルではtouchIDの復活を熱望する
また指紋認証にこだわるならiphoneの廉価モデル「iphoneSE」シリーズがおすすめだ
画面サイズやディスプレイ解像度は低めだが指紋認証「TouchID」を搭載しており屋外でマスクをつけていてもサッと解除可能だ
最新のOSアップデート「iOS 15.4」でマスクを着用したままでのFaceID解除に対応したが対応端末がiphone12以降のiphoneに限定されiphone11は残念ながら対象外だ

▲Android端末は顔認証+指紋認証の両方を採用しているものが多い

気になる②文字入力
こちらに関してもある程度慣れの問題もあるが、長年Android端末に触れてきたこともあり細かいところでAndroid端末のほうが使い勝手がいい
まずよくiPhoneの文字入力で追加してほしい機能として挙げられるのが戻る(◀)進むボタン(▶)
Androidキーボードには当然のようについているので、いざiPhoneで文字入力をおこなうときに改めてそのボタンのありがたみを感じる
なくても困らないがやはりある方が便利なことは間違いない

iPhoneにも空白・スペースキーの長押しでカーソル移動できる機能があるがそれでもやはりボタンとして使えるほうがいい
あとは地味なところにはなるが英語キーボードに切り替えたときに数字キーもいっしょに表記しれくれるほうが入力もスムーズだ

▲Androidならこのように切り替え不要で英語と数字の入力が出来るので特にアドレスやパスワード入力の際に便利だ
他は特に不満もなくiphone11の満足度は非常に高い
よく言われる重さやベゼルの太さは自分は特に気にならない
長年Androidスマートフォンを使ってきて久しぶりにiPhoneに触れてみたがやはりOSの完成度やデザインの高さはiPhoneが優れている
特に今回購入したiPhone11はスペックやカメラ機能も十分で、バッテリーも長持ちなので、メイン機として検討しても間違いなく満足できるスマートフォンになっている
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